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お風呂で水を浴びれば体温は下がる?いいえ、逆に温まります

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防護機構が体を温める

寝る前は体温をあげないようにしたい。でもお風呂の時間がどうしても早くできない。それならお風呂で体温を下げさせれば良いのでは?水を浴びれば体温が下がるかも。水を浴びるとかぜをひかないっていうから健康的に良さそう。

いえいえ、水を浴びると体温は逆に下がりにくくなります。

放熱が抑えられる

まず放熱が抑えられることで体温低下が防がれます。

これは水を浴びると体が「周囲が寒い」と感じて、体表面の血管を収縮させ、熱が逃げないようにするためです。 表面の血流量を減らし、なるべく内部に血液を多くして放熱を防ごうとするんですね。

熱を生み出す

もうひとつ、水を浴びて周囲が寒いと勘違いした体は熱を作り出そうとします。寒さに対抗して体自身が暖かくなろうとするわけです。

このように、水を浴びると体の防護機構が働いてしまい、体温は逆に下がりにくく、温かくなってしまいます。

大人の健康法としてはおすすめだけど

お風呂上りに水を浴びると風邪を引かない、昔からこういわれていますが、これは水を浴びると浴びないときより長時間、体が温かいままだからです。

お風呂と就寝の間隔を1時間以上とったうえで水を浴びるなら、睡眠に対して悪いことはありません。

それでも、状況の理解できないほど小さな子供に水を浴びさせるのは避けるべきです。びっくりして泣いちゃいますしね。健康法としての水浴びも話が通じるようになってからにしましょうね。

深部体温を下げるには、「体温を下げさせよう」とするのではなく、「体温が下がるのを邪魔しないようにしよう」とするのが大切です。下げようとするとどうしても防護機構が働きます。

お風呂は就寝1時間前にするようがんばりましょう。どうしても遅くなったときは、長湯をさせず、なるべく早く上がるようにしましょう。

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